骨折の代表的な症状
- 足をつかない
- 足を痛がる
- 落っこちた
- 自動車や自転車による事故
上記の症状に心当たりがある場合は、
骨折している可能性がございます。
骨折について
骨折は小型犬や老齢犬、外にでる猫ちゃんに多いです。
急に足を着くのを嫌がり、非常に痛がるので飼い主さんは気づきやすいです。
骨折の治療はどの動物病院でも出来るわけではありません。骨折治療に熟練した獣医師しかできません。病院選びは重要です。
人間の骨折の場合に、皆さんは当然、骨折治療は順当に上手く行き、「まさか骨がつかない」とは思いませんが、動物医療での骨折治療は統計的に90%以上の子が治癒しますが、残る10%以下の子で骨折治療が上手く進まない場合があります。
これは犬や猫の骨折治療において
・人よりも骨が細い場合が殆ど。
・獣医さんの指示を当事者の動物が理解できない。
・痛くなくなったら走っちゃう
という事がある為です。
当院の骨折治療の流れ
折れちゃいました
骨折治療の始まりです。
骨折の仕方によっては手術せずにギプス固定だけで済む事もあります。しかし必要であればプレート固定やピンニング固定を提案します。
手術
骨のズレを極力なくして、骨折を直すのは大変です。
特に小型犬や猫では1㎜のズレも大きなズレになってしまうので、毎回緊張しながら行っています。
手術終了!
骨折治療は、これで終わりではありません。本当に骨がくっつくには早い子で1ヵ月半、長い子では3~4か月かかります。
骨の付き具合をレントゲンで見ながら、状況に応じた運動強度を指示します
治りました!!
良かったね!!!